出来ちゃった恋愛
夜にサキと買い物に出た。
なにを買えばいいかわかんなくて冷凍食品ばっかりになってしまったけど…。
「帰ったらご飯の炊き方教えてもらお~」
「そこから!?」
「なんか文句ある?」
「ない。心配なんかこれっぽっちもしてない」
してるよね…。
でも主婦になるにはやっぱり料理くらい作れなきゃ…。
「ユズ、手…」
「ん?」
「繋がね?」
改まったサキが恥ずかしそうにそう言うもんだから、あたしも照れて拒否した。
いまさらサキとカップルっぽいのはムリだ…。
「ユズ!!」
「な、なんなの…」
「こっから始めんだよ!!俺らの気持ち」
サキが努力してくれてるってのが伝わって来た…。
近付こうとしてるサキの気持ち、考えてなくて…。
でも…。
「イヤじゃなくて恥ずかしいんだけど…」
「は?恥ずか…」
「恥ずか…しい…」
「お前っ…そんなこと言ったら俺だって恥ずかしいだろうが…」
結局手は繋がずに帰った。
なにを買えばいいかわかんなくて冷凍食品ばっかりになってしまったけど…。
「帰ったらご飯の炊き方教えてもらお~」
「そこから!?」
「なんか文句ある?」
「ない。心配なんかこれっぽっちもしてない」
してるよね…。
でも主婦になるにはやっぱり料理くらい作れなきゃ…。
「ユズ、手…」
「ん?」
「繋がね?」
改まったサキが恥ずかしそうにそう言うもんだから、あたしも照れて拒否した。
いまさらサキとカップルっぽいのはムリだ…。
「ユズ!!」
「な、なんなの…」
「こっから始めんだよ!!俺らの気持ち」
サキが努力してくれてるってのが伝わって来た…。
近付こうとしてるサキの気持ち、考えてなくて…。
でも…。
「イヤじゃなくて恥ずかしいんだけど…」
「は?恥ずか…」
「恥ずか…しい…」
「お前っ…そんなこと言ったら俺だって恥ずかしいだろうが…」
結局手は繋がずに帰った。