透明な世界


「美波ちゃんはどうして男の子と話すの避けてたの?」


湊君わかってたんだ・・・


「怖いから・・・」


「なんで?」


「ずっといじめられていて・・・」


「ごめんね!嫌なこと思い出させて・・・」


いじめ・・・


もう二度と経験したくない・・・


「別にいいよ!湊君は何も悪くないから!でも、このことを知ってる子がこの学校にいないから大丈夫」


私はそう笑って言った。





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