生きたがりの青年と死にたがりの少年

「あぁ。」

「やったぁ!」

ヒロは強く手を握った。

俺は優しく包むように、握り返した。

施設まで無事に送り届け、バイトに行った。

「ショウ君、またね!」

今の帰りは、とても明るくずっと笑顔だった。

バイトが終わり、急いで家に帰った。

10時過ぎに着いて、今日会ったことを全て、両親に打ち明けた。

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