生きたがりの青年と死にたがりの少年

入院していた時、みんなからのメールがどれだけ嬉しかったか。

お見舞いに来てくれたのがどれだけ嬉しかったか。

生きていることに感謝している。

ヒロに初めて会ったとき、“生きて何になる?”と聞かれて答えられなかった。

それから色んな命に出逢った。

死ぬことを悲しまない命。

生きたいと願い、無念に死んだ命。

まだ姿形のない命。

そして、生きることを拒む命。

< 168 / 177 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop