BEST☆FRIEND

いつもの日から…

〜`しんゆう´の始まり〜

《いつもの日から…》


「おはよー!ってか、みんな久しぶりー!」


学校へ行く日の朝は、地域の子への挨拶から始まる。


私の地域は、よきど上という。
一年生から六年生まで、今年は総勢、約40人。
その中にも、問題児がたくさんいて…。
今の六年生は大変そうだ。と思いながらも、しんゆう二人と話しながら登校している。

学校へは約30分ぐらいかかる。
学校は8時15分までには行かなきゃならない。
だか、うちら、よきど上は7時30分に集まり、10分ちょっとかかってならび、ゆっくり歩き始める。

やから、学校につくのは8時15分ぎりぎりだった。


そして、今日は特別な日。

今日は五年生初の登校日。
いわゆる、始業式だ。


そんな日に、運悪くある子、新一年生がこけた。
何でこんな日に限って…。そう思ったが、今日から五年生と言うことで、その子に付き添って歩いた。
みんなには先に行ってもらってね…。


だから、うち、六年生の子二人はとても遅くなってしまい、学校についたときには15分をすぎていた。
いつもはぎりぎり運動場で遊んでいる人が居るのに、今日の運動場はうちら以外、誰一人居ない、しずかな運動場だった。
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