恋愛ジャンキー *-甘い蜜に溺れて-*
「あ、ごめん。都築くん興味なさそうだから勝手にフレーム選んじゃった。
選びたかった?」
俺が見てたからか、振り向くなり沢村が聞いた。
俺を見つめる、キョトンとした沢村。
まるっこい目が、白い光に照らされてキラキラ光っていた。
「―――俺、男だから」
「? うん。知ってるけど」
「だから、男として見られてないとか。
気に入らねーんだよ」
「え……」
沢村の目が、驚きからか大きくなる。
俺が沢村の頭に手を回したから。
ふわふわした沢村の髪に指を差し込んで、そのまま抱き寄せて……。
驚いた顔の沢村にキスをした。