それでも好き
出会い
~出会い~
「あーもう絶対終わんないよ~(泣)」
高校1年の秋
二度目の中間テスト前日にあたしはまだ範囲を終わらせてなかった。
「あんたがギリギリまで終らせなかったのがいけないの。」
うっ!
それを言われたら終わりです…(;_;)
葵はあたしの親友。
小学生からのつきあいだから、なんでも言い放題。
頭が良くて、面倒見が良くて、あたしとは正反対。
「あっ!ごめん、翠。帰んなきゃ。」
「えっ!なんで?」
葵がいないとわかりません(汗)
「今日、新体操の日だから。ほんとにごめんね。」
「ううん。大丈夫!家でもできるし。」
「じゃあ、参考書と答え貸す。これみてやってみて。」
さすが葵。
ありがとー助かりますっ!
家に帰って来たあたしは早速勉強を始めようとした。
あ、あれ?
参考書とノートがない…
嘘っ!
あたしは何度もカバンの中を探した。
けど、無かった。
あーぁ…
取りに行かなきゃ。
あたしは走って家を出た。
まだ開いてるかなっ(汗)
学校に着いて急いで図書室へと向かった。
今7時14分。
閉まってるか開いてるかギリギリ。
あっ開いてるっ!
良かったー!
あたしはホッとして、走るのをやめた。
「あーもう絶対終わんないよ~(泣)」
高校1年の秋
二度目の中間テスト前日にあたしはまだ範囲を終わらせてなかった。
「あんたがギリギリまで終らせなかったのがいけないの。」
うっ!
それを言われたら終わりです…(;_;)
葵はあたしの親友。
小学生からのつきあいだから、なんでも言い放題。
頭が良くて、面倒見が良くて、あたしとは正反対。
「あっ!ごめん、翠。帰んなきゃ。」
「えっ!なんで?」
葵がいないとわかりません(汗)
「今日、新体操の日だから。ほんとにごめんね。」
「ううん。大丈夫!家でもできるし。」
「じゃあ、参考書と答え貸す。これみてやってみて。」
さすが葵。
ありがとー助かりますっ!
家に帰って来たあたしは早速勉強を始めようとした。
あ、あれ?
参考書とノートがない…
嘘っ!
あたしは何度もカバンの中を探した。
けど、無かった。
あーぁ…
取りに行かなきゃ。
あたしは走って家を出た。
まだ開いてるかなっ(汗)
学校に着いて急いで図書室へと向かった。
今7時14分。
閉まってるか開いてるかギリギリ。
あっ開いてるっ!
良かったー!
あたしはホッとして、走るのをやめた。