ひとかけらの恋
一章 かけらのもと
ピッピ ピッピ ピッピ…
「ちょっと美晴!!起きなさい!!…っていない!?」
布団をめくりあげたが誰もいなかった。
バタバタバタ…
階段をかけあがる音がした後、おもいきりドアが開いた。
「おはよう!お母さん!!」
「美晴!!今日は早起きねぇ。」
「だって今日から中学生だもん!」
そう。私は今日から神田南中学校の生徒だ。 まだ着慣れない制服を着ているので、何だか変な感じがする。肩まで伸ばした髪の毛が制服に垂れ下がっていた。
「早く下に来て朝ご飯食べましょう。」
「はぁい。」
私はお母さんにつづいて階段を降りていく。下に行くとお父さんと妹が、椅子に座って待っていた。
「母さん。早く朝ご飯を食べようじゃないか。」
お父さんがお腹をすかせたようにお母さんに言った。
「紗季お腹へったー。」
妹もお腹がすいた様子で言った。
「ごめんね。美晴が遅いから。」
「えー?なんで私なの?」
私はお母さんに文句っぽく言ってみた。だって、私は起きてたのにお母さんがわざわざ私の部屋に来たのだから。
「ちょっと美晴!!起きなさい!!…っていない!?」
布団をめくりあげたが誰もいなかった。
バタバタバタ…
階段をかけあがる音がした後、おもいきりドアが開いた。
「おはよう!お母さん!!」
「美晴!!今日は早起きねぇ。」
「だって今日から中学生だもん!」
そう。私は今日から神田南中学校の生徒だ。 まだ着慣れない制服を着ているので、何だか変な感じがする。肩まで伸ばした髪の毛が制服に垂れ下がっていた。
「早く下に来て朝ご飯食べましょう。」
「はぁい。」
私はお母さんにつづいて階段を降りていく。下に行くとお父さんと妹が、椅子に座って待っていた。
「母さん。早く朝ご飯を食べようじゃないか。」
お父さんがお腹をすかせたようにお母さんに言った。
「紗季お腹へったー。」
妹もお腹がすいた様子で言った。
「ごめんね。美晴が遅いから。」
「えー?なんで私なの?」
私はお母さんに文句っぽく言ってみた。だって、私は起きてたのにお母さんがわざわざ私の部屋に来たのだから。
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