ひとかけらの恋
「違うよ。母さん」
お父さんがお母さんに言った。
「何が違うっていうのお父さん!」
今度はお母さんがお父さんに言った。
「お姉ちゃん、お母さんが2階に行く前から1階にいたよ。」
お父さんが答えるはずの質問に紗季が横から答えている。紗季が答えたことにお母さんは驚いた様子で言った。
「まぁ、そうだったの。お母さんは台所にいたから気付かなかったわ。」
「母さんはおっちょこちょいだな。」
ハハハ…
お母さんのおっちょこちょいを朝から笑いすぎて、お腹が痛くなった。
私は笑いながら、ふと時計を見た。時計の針は8時15分を指している。確か入学式は9時からだっけ。私はまだ間に合うけど、紗季はそろそろ行かなくていいのかなぁ。 私は時間を気にして紗季に言った。
「紗季。時間いいの?」
すると紗季は、時計を見た。その瞬間みるみる顔色が青ざめていく。
「うわぁ!やばい!遅刻する!」
「紗季!少しでもご飯食べていったら?」
お父さんがお母さんに言った。
「何が違うっていうのお父さん!」
今度はお母さんがお父さんに言った。
「お姉ちゃん、お母さんが2階に行く前から1階にいたよ。」
お父さんが答えるはずの質問に紗季が横から答えている。紗季が答えたことにお母さんは驚いた様子で言った。
「まぁ、そうだったの。お母さんは台所にいたから気付かなかったわ。」
「母さんはおっちょこちょいだな。」
ハハハ…
お母さんのおっちょこちょいを朝から笑いすぎて、お腹が痛くなった。
私は笑いながら、ふと時計を見た。時計の針は8時15分を指している。確か入学式は9時からだっけ。私はまだ間に合うけど、紗季はそろそろ行かなくていいのかなぁ。 私は時間を気にして紗季に言った。
「紗季。時間いいの?」
すると紗季は、時計を見た。その瞬間みるみる顔色が青ざめていく。
「うわぁ!やばい!遅刻する!」
「紗季!少しでもご飯食べていったら?」