ツンデレ女子と軟弱男子ー素直になれない私ー
友梨香は、大の怖がりなのに、幽霊が見えてしまうという…可哀想な女の子だ。
大して気にしなかったが…友梨香が言うには、私も霊感体質なのだと言う。
あんなのは、日常茶飯事。
こうやって、何かあると…友梨香は、ピーピー泣き出す。
慰める、こっちの身にもなれよな…。
心の中では、毒づきながらも、ほっとけないので、優しく頭を撫でてやった。
「いちいち泣くな。大事な時にとっとけ」
「うん…」
潤む瞳で、上目づかいで見つめられると、同性の私でも、少々ドキッとする。
多分、これが男なら…イチコロなんだろうな…と心の中で思った。
大して気にしなかったが…友梨香が言うには、私も霊感体質なのだと言う。
あんなのは、日常茶飯事。
こうやって、何かあると…友梨香は、ピーピー泣き出す。
慰める、こっちの身にもなれよな…。
心の中では、毒づきながらも、ほっとけないので、優しく頭を撫でてやった。
「いちいち泣くな。大事な時にとっとけ」
「うん…」
潤む瞳で、上目づかいで見つめられると、同性の私でも、少々ドキッとする。
多分、これが男なら…イチコロなんだろうな…と心の中で思った。