ツンデレ女子と軟弱男子ー素直になれない私ー
「ほらぁ〜…教室に戻るぞぉ」
「うん…」
最後の1滴が、友梨香の頬に伝い落ちた。
私はそれを親指の腹で、軽く拭ってあげた。
「…朱音が、もし男の子だったら、惚れてたかも」
ぽつりと呟いた、友梨香を顔を見つめた後、フッ…と笑いかけながら、こう言ってやった。
「ばぁ〜か…それは、こっちのセリフだ」
デコピンをして、私はトイレから出て行く時に、後ろから着いてくる、友梨香の足音が聞こえて来た。
「うん…」
最後の1滴が、友梨香の頬に伝い落ちた。
私はそれを親指の腹で、軽く拭ってあげた。
「…朱音が、もし男の子だったら、惚れてたかも」
ぽつりと呟いた、友梨香を顔を見つめた後、フッ…と笑いかけながら、こう言ってやった。
「ばぁ〜か…それは、こっちのセリフだ」
デコピンをして、私はトイレから出て行く時に、後ろから着いてくる、友梨香の足音が聞こえて来た。