ﾂﾝﾃﾞﾚ女子と軟弱男子ｰ素直になれない私ｰ

そんなやり取りをしてる間、ずーっと、青島の熱い視線があったのは知っていたが、私は無視し続けた。



…チラリと気になって、目をやると
青島は男友達と話をしていた。



すると、アイツと目が合ったが、すぐに向こうは目を逸らすと、傍に居た女の子に、自分から話かけていた。



まるで、私への当て付けみたい。


ムッとしながらも、睨み付けていると、耳元で友梨香は呟く。


｢気にすることないよ｣

｢うん…｣