車輪の唄
それから、何ヶ月かが過ぎていった。


私の上総への"自制心"は"時間の解決"をプレゼントしてくれた。


学校生活とバンド活動で、めくるめく日々を送っていた私の心の中から"上総"という存在は…『思い人』から『憧れのドラマ-』へと変化していた。







気がつくと高校卒業を迎えていて


私は高校を卒業して


地元の楽器店に就職する。
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