車輪の唄
いいんだ。別にいいんだ。
無理なら無理で、別にいい。
手の届かない人なのは分かってる。
でもその分気持ちが行く。
思いを寄せるのは迷惑にならない…だから私は、上総が好きだ。
「本気??」
放課後、私たちは学校から少し離れた一目に着かない山道で煙草をふかしていた。
春菜が改めて上総のことを聞きなおしてきた。
「うん。本気だよ。」
私も、しらっとして答えた。
「好き…になった…なら…仕方ないっか!!!」
楽天家の春菜らしい答えは、私の心をいつも暖めてくれる。
「江夏もバンドしてんだし、可能性なくもないよね。
まだ今はインディーズだしね。」
無理なら無理で、別にいい。
手の届かない人なのは分かってる。
でもその分気持ちが行く。
思いを寄せるのは迷惑にならない…だから私は、上総が好きだ。
「本気??」
放課後、私たちは学校から少し離れた一目に着かない山道で煙草をふかしていた。
春菜が改めて上総のことを聞きなおしてきた。
「うん。本気だよ。」
私も、しらっとして答えた。
「好き…になった…なら…仕方ないっか!!!」
楽天家の春菜らしい答えは、私の心をいつも暖めてくれる。
「江夏もバンドしてんだし、可能性なくもないよね。
まだ今はインディーズだしね。」