HARUKA -衝動の果てに-
忘れられたオーディション
―――保健室
「石山?何?」
「お前な~・・・今日受けるっつってたオーディション、忘れてただろ?」
「は?」
「ここを出るならあと4分。それを過ぎたら間に合わねーぞ」
「え、うそ、どこのやつ!?」
「マリンブルー芸能事務所」
「うわ、本命!」
やばいやばい。
すっかり忘れてた。
「お前がオーデ忘れるなんて初じゃね?何かあったの」
「あー・・・友達が」
「友達できたのか。よかったじゃん」
「いいのかなぁ」
「石山?何?」
「お前な~・・・今日受けるっつってたオーディション、忘れてただろ?」
「は?」
「ここを出るならあと4分。それを過ぎたら間に合わねーぞ」
「え、うそ、どこのやつ!?」
「マリンブルー芸能事務所」
「うわ、本命!」
やばいやばい。
すっかり忘れてた。
「お前がオーデ忘れるなんて初じゃね?何かあったの」
「あー・・・友達が」
「友達できたのか。よかったじゃん」
「いいのかなぁ」