HARUKA -衝動の果てに-
授業を抜け出すのはいい曲が思い浮かんだから。
録音の器械は常備していて、たいてい屋上で録る。
誰にも聞かれたくないから。
それと同時に夢のことは石山にしか言っていない。
他の先生は当てにならない。
「じゃーね石山。合否はすぐに教えてあげんね」
「おーよ。ってか“先生”つけよーぜ」
ドアを開き、目と鼻の先の玄関へ向かった。
録音の器械は常備していて、たいてい屋上で録る。
誰にも聞かれたくないから。
それと同時に夢のことは石山にしか言っていない。
他の先生は当てにならない。
「じゃーね石山。合否はすぐに教えてあげんね」
「おーよ。ってか“先生”つけよーぜ」
ドアを開き、目と鼻の先の玄関へ向かった。