HARUKA -衝動の果てに-
―――4日経った。
・・・だめじゃん。
決まってないよ!
誘おうかな。どうしようかな。
私が前のグループに入れさせてもらえるかも分からないけど。
「雨宮さん、おはよう」
きゃああああ!
・・・はっ、もう学校着いちゃったんだ!
玄関で平山くんにあいさつされる。
こんな嬉しいことが毎日続いてるなんて、私は幸せだなぁなんて思った。
「おはよう、平山くん・・・」
なんだか顔があげられない・・。