HARUKA -衝動の果てに-
俺はまだ25歳。

大学を卒業して2回目の赴任。

まだまだ学校のことなんて分からないけど・・・多分ないと思うんだけど。



「どうしたんだい?君、新入生だろう。今は教室で待機の時間のはずだが?」



とりあえずお得意のキラースマイル。

この技で25年間、困惑を隠せてきたのだ。



・・・だが、彼女は俺のことを見つめたままだ。



「どうした?」



再度、試みる。
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