HARUKA -衝動の果てに-



―――三日後。


なんだか、学校が久しぶりに感じた。

以前あんなに面倒くさいと思っていた学校が、今では少し楽しみだ。



玄関で靴をかえている霧羽がいた。



「おはよ、霧羽」

「・・・」



・・・あれ?

返事がない。



「きーりーは。おはよ」

「・・・おはよう・・・」



やっぱりおかしい。

声に元気がないぞ?



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