HARUKA -衝動の果てに-




霧羽とはあまり喋っていない。

目も合わせようとしてくれない。


やっぱり平山とあたしの事、気にしてるんだろうなぁ・・・。



でも、こんなこと、言えない。



「なんでもない・・・」

「教室で言おうか!」

「うん・・・」



・・・なんていうか・・・一緒にいてこのギスギス感に気付かないなんて・・・。


平山、鈍感なのかもしれない。




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