甘い恋のお時間~sweet love~
「可愛い名前だね~っ!!
てか、やっぱり双子だよねっ?!
すっご~い!2組の双子とか初めて見た!!」
怜奈ちゃんはキラキラと目を輝かせて言う。
「・・・俺達のことも呼び捨てでいいよ」
瑞季が微笑んでそう言った。
「ありがと~!えっと、椎名・・・
瑞季、くん・・・だよね?かっこいい~!
すっごいあたしのタイプなんだけどっ」
彼氏が隣にいるのにも関わらずそんなことを口走る彼女。
「・・・ちょ、堂々と浮気かよ」
慣れてるのか、そんなに動じもせずに冷静に言う英葉くん。
「じゃ、席近いってことで
よろしくね!柚津紗、璃津紗、
瑞季くん、悠季くんっ」
手をひらひらと振りながら怜奈は言った。
「よ、よろしくね」
彼女に圧倒されながらも、あたしは笑顔でそう言った・・・。