甘い恋のお時間~sweet love~
「・・・は、マジで?!
俺も、ずっと悠季と柚津紗と璃津紗といられますようにって・・・」
「・・・あ、あたしもそう願った・・・」
後に続いて瑞季もりづもそう言った。
そして、あたし達は分かってる。
これが、空気を読もうとして言った言葉なんかじゃないってこと。
あたし達は暫くお互いの顔を見ていた。
「・・・すごくないっ?!
これって運命だよね、確実にっ!!
4人が同じ願い事してたんだもん、
もう叶ってるも同然だよねっ!!
流れ星の力いらないんじゃないっ?」
あたしは興奮気味に3人に語りかける。
「・・・勝手に願い事しといて
いらないとか流れ星に失礼だろ」
瑞季が笑ってそう言った。
―――――だって、嬉しかったから・・・。