甘い恋のお時間~sweet love~
「そのまま死ねばいいのに、って思った?」
「・・・ふざけんな」
俺は俯いたままそう答えた。
「・・・まぁ、いいや。
それより相変わらず仲いいんだね、君たち」
「・・・・・・っ!!
アイツらには手出しさえねえぞ!!」
思わず俺は顔を上げ、大きな声を出す。
「あははっ・・・思いだしちゃった?
2年前のこと・・・。
もしかして、彼女・・・美結ちゃんと
あの子を重ね合わせたりしてるのかな?」
「―――――っ黙れ!!!」
俺のでかい声が倉庫に響き渡った。