甘い恋のお時間~sweet love~
「ん?元気だったよ?
あー、そう言えばなんか聞かれたな。
君の行方・・・。ま、教えてないけどね。
よかったじゃないか。
心配してくれる弟と友達がいて」
「黙れ」
自分から質問したくせに俺は冷めた声で言う。
俺は今、麻生のベッドの上に座っている。
「・・・・・・・・・約束は約束だぞ」
「・・・悠季くん達には手を出さない、ね。
その代わり・・・君たちの再会は許されない」
「っ・・・」
俺が麻生から持ち出された話はひとつ―――・・・