空に星

約束

『蒼空起きろ！遅刻すっぞ』
いつものように、りゅうにベッドから起こされ学校の準備をする。

『りゅう、髪の毛やって。』
りゅうは器用でなんでもできる。
『いいよ。ほら早く座って。』
『今日も遅刻だよ』

『誰のせいかな？』

『りゅう』

『なんでだよ！』

『起こしにくるのおそいんだもん』

『ぢゃぁ明日はもっと早く来るからな』

『えー早起きやだよ』

『できた。いくよ』

朝はりゅうが起こしにきて
りゅうの自転車に乗っていく。

りゅうの背中はおっきい
安心する。

……

『こら、蒼空ねるな！おちるだろーが』

『りゅうの背中ちょー気持ちいい…』

『だから寝るなって！』

こんな毎日が続く。