元・コラボ小説
君
「おーせぇーッ!!!」
バタバタと家に入って真っ直ぐある男の部屋へと向かう。
バンッ
「おい、煌星。
何度言ったら分かるんだよ?
ドアは静かに開けろよ。」
「ゴメン!今度から気をつけるから許して!!」
「そのままの台詞朝も聞いた。」
「まぁまぁ♪」
その部屋には俺となんとなく似た顔立ちの男がベッドに寝転んでいた。
「煌星、今日は何があったんだよ?」
「さすがぁ♪凰星はよく分かってるぅ!」
煌星。
それは俺のこと。
椎野 煌星(しいの こうせい)。
高校1年生の男。
凰星。
それは目の前に居る黒髪の男のこと。
椎野 凰星(しいの おうせい)。
高校1年生の男。
兄弟であり双子である俺ら。
ちなみに二卵性双生児。
凰星は黒髪で俺は茶髪。
大体の人はそれで俺らをぱっとみ区別する。