元・コラボ小説


「こ、煌星!!?」


皇星が慌てながら部屋に入ってきた。

続いて岸野先生も。


「なんもねぇ・・・。悪い・・・っ。」

左手で髪の毛をくしゃりと掴む。

俺、マジでどうしたんだよ・・・っ?



「・・・そう「なんもねぇわけねぇだろっ!!?」」

岸野先生の言葉を堂々と遮って、皇星は、

俺に駆け寄って来た。


「は?」

「そんな、泣きそうな顔して・・・、なんもねぇわけねぇだろっ!!?」

「俺、が・・・?泣きそう・・・?」


そんなわけ・・・、ないだろーが。


「昨日から変だ、お前!!
何年も一緒に居たのに、
俺に見抜かれないとでも思ったのかよ!?」

「・・・っ皇星には関係ねぇだろうが!!!」

コイツ、俺にちょっと似てね?

人の心にずかずか入ってきてんじゃねぇよ・・・。



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