元・コラボ小説


「だからさ、もしも・・・、もしも、
お前の周りが落ち込んでたら、
座り込んじまったら、
そんときはお前が手を差し伸べてやれ。」

「・・・はい」

「人って字は人と人が支えあってるっていう意味は、
嘘だって言うが、あれ、本当は
人が手を下に垂れて膝を曲げ伸ばししている様子だそうだ。
なんか、それ落ち込んでるみたいじゃね?
だからさぁ、お前はその無駄に明るい明るさで元気づけてやればってこと。」

「・・・?」

なんか難しい・・・。

「だから・・・、
お前にしかできねぇことがあるんだから、
それをしろっつってんの。分かったか?」

「はい・・・。」

「まぁ、まずは、告ってこい」

「へ!!?」

何故、そうなる!?

「お前がスッキリしないことには、
皇星だって前に進めねぇんだよ。」


・・・そーゆうことか。




< 70 / 87 >

この作品をシェア

pagetop