元・コラボ小説
「こ、煌星くん何か怒ってる??
やっぱり待たせすぎちゃった!?」
「・・・違う」
彼女は忘れてしまったのだろうか。
「ゴメン!悪いとこ全部直すから、怒んないで!」
泣きそうな顔して言う彼女は可愛い、とは思う。
「小夏ちゃん、俺言ったよね?
歩いて来てって。」
そう、俺は小夏ちゃんに電話をした。
そして念押しに言った。
歩いて来てよ、と。
「え?・・・あ!!」
今、思い出しましたとでも言うかのような顔。
「ゆっくりでいいのに。
怪我したらどうするんだよ?」
「ご、ゴメンなさい!」
「まぁ、怪我してないし、いいけど。」
「う、うん・・・////」
「何故照れる?」
「いや、なんか、こ、煌星くんが・・・、その・・・、
や、優しいから・・・。」
そのくらいで照れる小夏ちゃんって一体・・・。