元・コラボ小説
「あのねえ!
俺、基本誰でも優しいから!」
「知ってるけど・・・、なんか、そ、その、」
「なに」
「で、デートみたいだから・・・」
俺がきょとんとしていれば
「・・・っ、今の言葉取り消して!!」
と真っ赤になって言う小夏ちゃん。
「ふむ、確かにデートだよね。」
「へっ!?」
「うん、デート、デート。」
「ほ、ホントに!?」
「うん。
そういえば言い忘れたけどさ、可愛いね。」
「え!?」
「なんかさ、俺が見たのは髪おろしてるとこだけだからさ、
あげてるの、新鮮。可愛い。」
ニコッと笑えばシューって言いそうなぐらい真っ赤になっちゃった小夏ちゃん。
「だいじょーぶ?」
そう言えば、
「だ、大丈夫・・・(うぅっ、恥ずかしい・・・!!)」
と言ってたけど、ホントかなってちょっと思った。