願い。
**昼休み**

「ねぇ!!松永にメアド聞きなよ」
話かけてきたのは美佳。
美佳とは幼稚園の頃から水泳教室で一緒だった。
松永にメアド聞くなんて無理だって…

『別に聞かなくていい!!』
本当は聞きたいけど怖いんだ。

断られるんじゃないかって…。

「じゃあ代わりに聞いてあげる」

そこまでしなくてもいいのに。

数分後「書けた!!」と言って美佳は松永に手紙を渡しに行った。
< 3 / 16 >

この作品をシェア

pagetop