君とならどこまでも


最初は怖かったけれど、今となっては余り動じなくなっていた。

“慣れ”だろうか。

こんなことに慣れるなんて、と苦笑する。


だが、事実私はこれを何度も繰り返している。

その証拠に、私の手首には出来たばかりの細いかさぶたができていた。


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