夜の街、蝶が舞う





「キスしたい」



皆瀬くんが

まっすぐ見つめるから



恥ずかしくなって


視線をはずす。



「ココじゃ…ダメ…」



あたりを見回す。


ここの商店街は

人がかなり通る。



この体勢でも
恥ずかしいのに…っ…





「皆瀬くんのキャラ崩壊して…」



「んっ!」



急に
唇がつながる。



皆瀬くんが
1回顔を離す。




「やっぱり我慢できないわ」







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