夜の街、蝶が舞う




「…やっ…んふ…っ」



不意に
唇が重なり、
皆瀬くんの舌が口内を支配する。



舌と舌がぶつかり、
私は逃げるが追いかけてくる。



同時に甘い声が
漏れる。



「はぁ…ん…」



皆瀬くんの手が

私の胸にきた。



「…-!!」



「ちょっと待ってっ」



私は皆瀬くんを
思いっきり引き離した。




「それは…ちょっと…」



「ふん、

わかったよ」


行こうとする皆瀬くんの服を
掴んだ。





「私の家…来て」







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