夜の街、蝶が舞う




家に着き、


ドアを開けると

さっきの体勢になった。



腕は捕まれて壁に

体は皆瀬くんに密着している。



さっきより
激しいキスを交わすと


床に倒れこんだ。




「えっ…



ここで…?」



私がそう言うと

ひょいと持ち上げられ、


ベッドに連れていかれた。



服を脱ぎ、


体にたくさんのキスがふる。





「他の男に見せたカラダ…」



皆瀬くんは
そう言って

顔をうめた。









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