夜の街、蝶が舞う



「…うん」


皆瀬くんは

私の頭を撫でた。




「美里」



「ん…?」


「…美里」


「どしたん?」



皆瀬くんが

私を見つめた。



優しい、

優しい瞳。






「…美里………」





皆瀬くんは


ゆっくり…


ベッドに私を押し倒した。







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