夜の街、蝶が舞う



――――次の日


皆瀬くんがバイトを始めた。


コンビニと、牛丼屋さん。


無理しなくていいって言ったのに、

随分頑張るって………



まだ産まれるわけじゃないんだし…っ



「行ってきます」



「行ってらっしゃいっ」




皆瀬くんはあたしの首に手をまわし、キス。




―――チュッ





「じゃーね」



「うん」





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