ノラネコに首輪




「・・・なにしてたの?」

「なにって・・・、どうして?」



どうしてそんなこと聞くの?
どうして怒っているの?



「はぁ?バカじゃないの。心配して探してたんだけど」

「えぇ!?」

「・・・なにそれ」



心配?しかも、探してたって・・・うそぉ??

だから息切れもしてたの?
・・・ひどいよ、シュウ。
私はいっぱい不安になってたのに



「酒飲んだでしょ?超臭うし、男物の香水のにおいもする」


私の隣に座って私の首筋に顔を埋めて抱きしめるシュウ

くすぐったい。
なんか私の冷たい体にシュウの熱い体がくっついて、変になっちゃいそう・・・。



「シュウ・・・、キスしたい」

「はぁ?このタイミングで言うわけ」

「早くっ」



自分からシュウの唇にキスをした

シュウの唇はひんやりしてる。けど私の唇に入ってくる舌はすごく熱くて・・・
すごくエッチな気分になっちゃうよ。
シュウはすごいね、シュウといるといつもこんな気分になっちゃう。





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