ねぇ どこが好き?

「じゃあいきますよ」





と告げ


小嶋クンは頭を撫でていた手に力を込める







「オレ、コハナさんが大好きです

コハナさんが

オレのことを

好きになってくれますように…」





そう耳元で囁くように3回言って






耳たぶにそっとキスをした







身動きをすることも出来ず




行き場をなくした甘い声は…






とうとう洩れてしまった




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