ねぇ どこが好き?
太陽の光が眩しいのか




小嶋クンの笑顔が眩しいのか…





それさえも分からなくなってる
思考回路








「ねぇ…わたしのこと好き?」



「はい!」




太陽はキラキラの笑顔で答える





「ホントに好き?」



「はい!!」





こっちが恥ずかしくなるくらいの笑顔






「じゃあ…私のどこが好き?」



「…」





「ねぇ どこがすき??」



「……からだ です!

耳が弱いところです

オレ…耳フェチなんです

あっ!でも昨日の夜は
何にもしてないですよ

卑怯なマネしたくなかったから…

これでも我慢したんですよ」



「………」



「オレいつも眠る時は
真っ裸で寝てるんですよ」








これから始まる年下の彼との恋に





不安と期待を感じながら…



とろけたままの頭と




すっかり潤んだ瞳で






キラキラ輝く彼の顔を見ていた








― fin ―


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