花言葉のうた〜366人の女たち
4日 ヤマブキ(山吹)
げーっ
朝からこんなの食べたくないよ
お皿に盛られた昨日のカレーを見て
胃が重ったるい
気分が重ったるい
それを聞いて台所にいたお母さんがスッと横に立って
もられたカレーに錦糸卵を
はらりはらりと
ふりかけた
その姿は
まるで魔法使いだったよ
そよそよと風に枝が揺れる様子が「山振り(ヤマブリ)」と表され、これが転じて「ヤマブキ」となったと言われている。
山吹色とは彩度の高い強い調子の赤みの黄のことをいう。山吹は万葉の時代から春の花として日本人に親しまれた植物で、黄色を表す代表的な色名として、後に大判小判の黄金色(こがねいろ)も山吹色と呼ばれるようになった。
花言葉は「気品」「崇高」「待ちかねる」