君想論 〜2人のサヤカ〜
第二節
―――…………
―1年1組教室―
マイプリンセス・[椎名]ちゃんに別れを告げ、チンタラ歩いて約20分。
やっとこさ学校にたどり着いて、オレは[1年1組]の教室に入室した。
さて、入って速攻、件の転校生の下へ歩みを進めた……のだが!!!!
(あらら……??)
窓側後方一番目である桐野くんの席の隣、転校生・[梧 清花]はそこに居た。
だがしかーし、ちょっと困ったことに……
(コレは……寝てるのか……??)
[梧 清花]はいつものように学校指定の水色ジャージを上下に着用、机の横に[ロフスト何たら]とか言うト字型の杖を立てかけている。
そして御本人はというと、椅子に座り、グッタリと机の真ん中に顔面を突っ伏したまま静止していた。
両手で頭部を覆うように丸める、典型的な[うつ伏せ居眠り]のスタイルだ。
「あー………」
_
―1年1組教室―
マイプリンセス・[椎名]ちゃんに別れを告げ、チンタラ歩いて約20分。
やっとこさ学校にたどり着いて、オレは[1年1組]の教室に入室した。
さて、入って速攻、件の転校生の下へ歩みを進めた……のだが!!!!
(あらら……??)
窓側後方一番目である桐野くんの席の隣、転校生・[梧 清花]はそこに居た。
だがしかーし、ちょっと困ったことに……
(コレは……寝てるのか……??)
[梧 清花]はいつものように学校指定の水色ジャージを上下に着用、机の横に[ロフスト何たら]とか言うト字型の杖を立てかけている。
そして御本人はというと、椅子に座り、グッタリと机の真ん中に顔面を突っ伏したまま静止していた。
両手で頭部を覆うように丸める、典型的な[うつ伏せ居眠り]のスタイルだ。
「あー………」
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