君想論 〜2人のサヤカ〜
第三節
―――…………
《昼休み》
そんなこんなで時は流れ昼休み。
オレは四時限目の終わり5分前からスタンバイしていたさ、ドッコイ。
ブレザーのポケットに500円玉を忍ばせ、終了のチャイムを[よーい]の姿勢を取り、日直の「礼!!」の挨拶を[ドン]の合図にして走り出す!!!!
この学校は校舎がやたらと広い上に、学校に1つしかない売店は一年の教室から随分遠い所で開かれている。
このくらいのスタートダッシュをキメて行かないと、目的の品にはありつけねぇーのさ、ドスコイ。
オレはまだクラスメートが[礼]の姿勢を保っている段階から疾駆していた。
目指すは購買!!!!
レッツスタート!!!!!!
と、教室を飛び出した矢先だった。
「桐野ッ!!!!!!」
「はいぃぃ!!!!????」
ごめんなさい先生!!!!
廊下は走っちゃいけませんよね〜……全くもぅ……反省はしてるんですよぉ〜……いやいや!!??嘘じゃねぇッスよぉ〜……
などと、脳みそだけを勝手に働かせて、胴体を明後日の方角(売店方面)に向けながら、頭だけを声の主の方に向ける。
するとそこには、担任教師の板倉ティーチャーがいた。
(ちなみに、板倉先生は数学教師。さっきの授業は英語だったので、本来目の前にいるのはちと不自然)
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《昼休み》
そんなこんなで時は流れ昼休み。
オレは四時限目の終わり5分前からスタンバイしていたさ、ドッコイ。
ブレザーのポケットに500円玉を忍ばせ、終了のチャイムを[よーい]の姿勢を取り、日直の「礼!!」の挨拶を[ドン]の合図にして走り出す!!!!
この学校は校舎がやたらと広い上に、学校に1つしかない売店は一年の教室から随分遠い所で開かれている。
このくらいのスタートダッシュをキメて行かないと、目的の品にはありつけねぇーのさ、ドスコイ。
オレはまだクラスメートが[礼]の姿勢を保っている段階から疾駆していた。
目指すは購買!!!!
レッツスタート!!!!!!
と、教室を飛び出した矢先だった。
「桐野ッ!!!!!!」
「はいぃぃ!!!!????」
ごめんなさい先生!!!!
廊下は走っちゃいけませんよね〜……全くもぅ……反省はしてるんですよぉ〜……いやいや!!??嘘じゃねぇッスよぉ〜……
などと、脳みそだけを勝手に働かせて、胴体を明後日の方角(売店方面)に向けながら、頭だけを声の主の方に向ける。
するとそこには、担任教師の板倉ティーチャーがいた。
(ちなみに、板倉先生は数学教師。さっきの授業は英語だったので、本来目の前にいるのはちと不自然)
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