君と見た空
癒羅は走って外に行った。
泣きながら、走って。

「癒羅??」
腕を捕まれた。

「ゆうじぃ〜」

「どうした??何があった??」
祐司は私を公園のベンチに座らせた。

「じゃあ。俺、飲み物買ってくる!」

お母さん。お母さん。何で??私のことが嫌いになったの??
それでお父さんが知って、離婚とかになったらヤダよ…

「ほらよ。何があったか知らね〜けどいつでも相談に乗るぜ」

優しい。
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