私のペットは俺様わんこ。
あたしはぐいっと肘で押し退けられた。



「ひどっ、それが飼い主にする態度ぉ?」


『なんだよソレ…』


「へへへっ(笑)」


『…ま、元気になったならそれでいいや』



そういってくぅちゃんは
ごろんと後ろに倒れてきた。



「な、なに?//」


『今度は彩芽が照れてる?』


「て、て、照れてないっ」



あたしはバッと立ち上がった。

―…ごっ

あたしの膝に頭を乗せてたくぅちゃんが
床に頭を打つ。



『ってェェェェ!?何すんだ馬鹿っ』


「ふんだっ!もう寝るんだから!」


『謝れよっ!』


「っべーーーだ!」
< 25 / 94 >

この作品をシェア

pagetop