私のペットは俺様わんこ。
それから気付けばあたしも寝ていた。


『朝ですよー』


「あと5分…」


『お前、それで何回遅刻してんだよ』


「…うぅーん」


『おいぃーっ』


「やだー」



あたしから薄い掛け布団を奪うくぅちゃん。
コロンとあたしはベッドに転がった。



「うー…」


『ほら、早く…』


「はいぃ~」


お母さんみたいだなー、もう。
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