私のペットは俺様わんこ。
「をわっ」


『ちょっときて』


「あ、武藤そこら辺座ってて!」


「ん?おぅ。」



あたしはくぅちゃんに連れられ自室に。
そのまま引っ張った勢いでベッドに投げ込まれた。



「いったぁ……」


『バカ。』


「は!?なにがっ」



ムッとした顔で、くぅちゃんはあたしの横に腰を下ろした。



『彼氏じゃねーんだろ。』


「う、うん」


『俺、やなんだけど。』



困ったような怒ったような複雑な顔であたしを見つめる。

なんでそんな顔するの?

あたしの心臓がドキドキし始める。
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