王子×メガネ
世界
「あの……それで充は?」
「今は仕事してる。けど明日写真バラまかれるらしいから
どうなるか分からない」
今井さんはハンドルを握る手に力を入れた
「何かあったら俺一人じゃミツを支えられない。
だから円香ちゃん」
「……はい」
今井さんは信号が赤なのを利用し私の目を見て
「充を支えてあげて」
真剣な眼差しに私は断れなくて
「はい」
返事を返した