王子×メガネ
「何やってんだよ」
「あんたこそ……あの人とデートして写真撮られたなんて馬鹿みたい」
充は一瞬顔が歪んだがすぐに戻り
「色々あんだよ。俺だって断れねえ時とかあるし」
私に背を向けた
「充はあの人のことどう思ってるの?」
私があの女に対して言ったことは私のお節介だったのだろうか
「何とも思ってねえ。むしろ嫌いなタイプだ」
「そうなんだ」
なんだろう
私がしたことがお節介じゃないと分かったから?
凄くホッとした