王子×メガネ
嫌い
あれから1週間が経ちエリカと充の話題が薄れ始めた
久々に充は学校に登校しいつも通り自分の席に座り静かに読書をしていた
「充………」
「充ってだぁれ?」
「うわぁ!杏!?びっくりさせないでよ」
呟いたつもりが傍にいた杏に聞こえていたようだ
杏はフフっと可愛く笑い
「この間委員会手伝って貰ったしケーキ奢りますよ」
その言葉に私は
パァアっと明るくなり
「行く!」
元気いっぱい答えた